2014年07月11日
金属線材のヘッダー加工(塑性加工)はおまかせください【ファインネクス株式会社】
こんにちは!
コネクタ端子・コネクタピンの開発・製造・販売の「ファインネクス株式会社」です。
今回は、ファインネクスの得意分野である『金属線材からヘッダー加工(塑性加工)したコネクタ端子』の説明をさせていただきます。
金属線材(ワイヤー材)からヘッダー加工(塑性加工)をして製造されたコネクタ端子は、元になる材料が「めっき処理済み線材」と「裸線材」の2つにわかれます。
●めっき処理済み線材(先メッキ材)
現在リフロー錫めっきがコネクタ端子用途では主流になっています。
錫めっきの下地はニッケル下地と銅下地の主に2種類あります。
●裸線材
端子を加工後に後工程でバレルめっき加工にて錫めっき、金めっき等のめっき処理をされることが一般的です。
【線材加工からコネクタ端子の特長】
(1)金型にかかるイニシャルコストがプレス金型に比べて大きく低減できます。
(2)端子全長の変更が設備側の調整で対応可能(金型の新規製作が不要です)。
(3)端子の4面に鍍金が確保されます。
(4)プレス加工時の金属屑が発生せずコスト低減出来、また金属屑が発生しないことから、地球にやさしいエコな製造方法と言えます。
(5)ダイスで伸線された線材は断面形状がきれいに仕上がります(端子の断面形状がゆがまない、ひずまない)。
◆ポイント1
初期投資を大幅ダウン
線材加工の場合、ピン加工自動機を用いて製造しますが、プレス加工に比べて金型が小さく、また金型構造も複雑ではない形状をしていますので、金型イニシャルコストはおおよそ五分の一から十分の一ぐらいに抑えることができます。
よって、初期投資負担額は大きく低減させることができます。
◆ポイント2
柔軟な調整が可能
コネクタ端子の全長の変更も、加工機の調整で済みます。
プレス金型の場合、部分的にも金型の作り直しにもなりますので、ここにも線材加工のメリットがあります。
めっきの部分では、線材の先めっき線を使用した場合、端子の側面の4面共に均一なめっきが確保出来ます。
先めっきの条材をプレス加工した場合、プレスせん断面にはめっきが確保できません。
◆ポイント3
環境にやさしい
線材加工では、プレス加工のような抜き屑が発生しません。
板厚が厚くピッチが大きいほど、抜き屑のロスが大きくなります。
抜き屑はスクラップ材として売却できますが販売価格は安くなりますし、材料の製造工程で使用したエネルギーを廃棄することになりますので、エコな製造方法とは言えません。
線材加工の場合、ほぼロスなく金属線材をコネクタ端子製品として使用しますので、その分地球環境にも優しいエコな製造方法と言えます。
◆ポイント4
なめらかな仕上がり
プレス加工では条材全体に対して大きなプレス圧力により材料をせん断加工しますので、端子の断面形状がゆがみ、上下が対称形状に仕上がりません。
線材加工の場合、部分的にしか加工荷重がかからず切断バリも極力小さくおさえることができ、端子断面を見ると上下左右、ほぼ対称に近い形に仕上げることが出来、コネクタ端子表面も滑らかな状態に仕上がります。
日本一小さな村で生まれた、世界一の端子メーカー
ファインネクス株式会社
www.finecs.co.jp/
ファインネクスの「コネクタ端子」については、コチラをご覧ください
http://www.finecs.co.jp/knowledge/connector.html
お問い合わせ・お見積・試作希望を受け付けております
お気軽にご相談ください
https://secure.finecs.co.jp/inquiry/
コネクタ端子・コネクタピンの開発・製造・販売の「ファインネクス株式会社」です。
今回は、ファインネクスの得意分野である『金属線材からヘッダー加工(塑性加工)したコネクタ端子』の説明をさせていただきます。
金属線材(ワイヤー材)からヘッダー加工(塑性加工)をして製造されたコネクタ端子は、元になる材料が「めっき処理済み線材」と「裸線材」の2つにわかれます。
●めっき処理済み線材(先メッキ材)
現在リフロー錫めっきがコネクタ端子用途では主流になっています。
錫めっきの下地はニッケル下地と銅下地の主に2種類あります。
●裸線材
端子を加工後に後工程でバレルめっき加工にて錫めっき、金めっき等のめっき処理をされることが一般的です。
【線材加工からコネクタ端子の特長】
(1)金型にかかるイニシャルコストがプレス金型に比べて大きく低減できます。
(2)端子全長の変更が設備側の調整で対応可能(金型の新規製作が不要です)。
(3)端子の4面に鍍金が確保されます。
(4)プレス加工時の金属屑が発生せずコスト低減出来、また金属屑が発生しないことから、地球にやさしいエコな製造方法と言えます。
(5)ダイスで伸線された線材は断面形状がきれいに仕上がります(端子の断面形状がゆがまない、ひずまない)。
◆ポイント1
初期投資を大幅ダウン
線材加工の場合、ピン加工自動機を用いて製造しますが、プレス加工に比べて金型が小さく、また金型構造も複雑ではない形状をしていますので、金型イニシャルコストはおおよそ五分の一から十分の一ぐらいに抑えることができます。
よって、初期投資負担額は大きく低減させることができます。
◆ポイント2
柔軟な調整が可能
コネクタ端子の全長の変更も、加工機の調整で済みます。
プレス金型の場合、部分的にも金型の作り直しにもなりますので、ここにも線材加工のメリットがあります。
めっきの部分では、線材の先めっき線を使用した場合、端子の側面の4面共に均一なめっきが確保出来ます。
先めっきの条材をプレス加工した場合、プレスせん断面にはめっきが確保できません。
◆ポイント3
環境にやさしい
線材加工では、プレス加工のような抜き屑が発生しません。
板厚が厚くピッチが大きいほど、抜き屑のロスが大きくなります。
抜き屑はスクラップ材として売却できますが販売価格は安くなりますし、材料の製造工程で使用したエネルギーを廃棄することになりますので、エコな製造方法とは言えません。
線材加工の場合、ほぼロスなく金属線材をコネクタ端子製品として使用しますので、その分地球環境にも優しいエコな製造方法と言えます。
◆ポイント4
なめらかな仕上がり
プレス加工では条材全体に対して大きなプレス圧力により材料をせん断加工しますので、端子の断面形状がゆがみ、上下が対称形状に仕上がりません。
線材加工の場合、部分的にしか加工荷重がかからず切断バリも極力小さくおさえることができ、端子断面を見ると上下左右、ほぼ対称に近い形に仕上げることが出来、コネクタ端子表面も滑らかな状態に仕上がります。
日本一小さな村で生まれた、世界一の端子メーカー
ファインネクス株式会社
www.finecs.co.jp/
ファインネクスの「コネクタ端子」については、コチラをご覧ください
http://www.finecs.co.jp/knowledge/connector.html
お問い合わせ・お見積・試作希望を受け付けております
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